フェニルケトン尿症(PKU)は、小児慢性特定疾病または指定難病の医療費助成を利用することができます。
患者さんやご家族が経済的な負担を心配することなく治療を続けられるように、医療費の自己負担を軽減できる公的制度が整備されています。
利用できる制度や助成内容は、患者さんの疾患や年齢、世帯の所得、お住まいの地域などによって異なります。
詳しくは担当医や病院のソーシャルワーカーにご相談ください。
国の定める小児慢性特定疾病と診断され、助成対象として認定された患者さんの医療費の自己負担を軽減する制度です。
フェニルケトン尿症は小児慢性特定疾病の一つに定められています。
対象 : 18歳未満の児童(継続治療が必要な場合は20歳未満まで)
申請先 : 都道府県または指定都市・中核市・児童相談所設置市の窓口に申請
国の定める指定難病と診断され、助成対象として認定された患者さんの医療費の自己負担を軽減する制度です。
フェニルケトン尿症は指定難病の一つ(指定難病240)に定められています。
対象 : 全年齢
申請先 : お住まいの都道府県・指定都市の窓口(保健福祉担当課や保健所など)への申請
フェニルケトン尿症(PKU)は、平成27年(2015年)7月1日から障害者総合支援法の対象疾病となっています。