PKU症状チェックシート
PKUに関連する症状をチェックしましょう。
フェニルケトン尿症(PKU)のある人生。
病気を知ることからはじまる、人とのつながり。
生まれたときに フェニルケトン尿症(PKU)と診断され、以来食事療法を続けてきた会社員・日池勇(ひいけ ゆう)さん(30歳)。
社会人としての責任、外食や飲み会の誘惑、日々の葛藤。
大人になっても、治療を続けたい。だけど、続けにくい現実がある。
社会に出て、忙しい毎日の中で、「治療を続ける」理由が少しずつ見えてくる。
まんがで紡ぐ、フェニルケトン尿症(PKU)のある日々。
濱崎 考史先生(大阪公立大学大学院医学研究科発達小児医学 教授)
伊藤 哲哉先生(藤田医科大学医学部小児科学 教授)
フェニルケトン尿症(PKU)の治療は、大人になったらどうするの?
ご家族や周囲の理解やサポートのもと、フェニルケトン尿症(PKU)の食事療法を続けています。
そんなある日、忘れっぽくなっている自身の変化に気がつきます。
仕事の付き合いで、外食や飲み会に参加する機会もあります。
時には「少しだけなら・・」と食事制限が緩んでしまうことも。
病院の受診日。主治医から血中フェニルアラニン値が上がっていると告げられました。
血中フェニルアラニン値には、年齢や性別を問わず、目標値があります。
日常生活で、こんな症状を感じることはありませんか?
そう言われてみると、こんなことがあったかも・・と思い当たる症状はありますか。
もしかしたらそれは、血中フェニルアラニン値が高いことが原因かもしれません。
血中フェニルアラニン(Phe)濃度が高い状態状態が続くと、脳に影響を与える可能性があります。
血中フェニルアラニン(Phe)濃度の高さや不安定さによって引き起こされる多くの症状は改善することができます。
医師は、血中フェニルアラニン(Phe)濃度が高いことに関連する症状を診断し、あなたに合った治療を検討してくれます。
少しでも困っていること・気になっていることは、正直にそして遠慮せずに医師に話してください。
大人になっても変わらないもの。それは、治療を続ける大切さ。あなたに合った治療を見つけてください。
「フェニルケトン尿症の治療、大人になったらどうするの?」は、PDFファイルでダウンロードもしていただけます。
PKUとともにある毎日は、人それぞれ。治療を続けることが、その人らしい未来につながります。
このまんがが、あなたや周りの人の理解のきっかけになりますように。